大手キャリアと格安SIMのいいとこ取り
スマホ代を安くしたいが、昼休みや通勤時間にネットが遅くなるのは耐えられない。
このジレンマに対する私の結論は一つです。
ドコモ、au、ソフトバンクといった大手通信キャリア(MNO)が提供しているオンライン専用プランへ移行することです。
かつての格安SIMは、大手から回線を借りている仕組み上、混雑時にどうしても速度低下が発生しました。
しかし、現在主流のオンラインプラン(ahamo、LINEMO、povo)は、大手キャリアの高品質な回線をそのまま使いながら、店舗サポートやキャリアメールを削ることで、月額3,000円以下を実現しています。
もはや、ショップで長時間待たされて高額な無制限プランを契約し続ける合理的理由はありません。
特徴別:3大オンラインプランの比較
私が推奨するのは、以下の3つのサービスです。
自分のライフスタイルに合わせて選んでください。
| サービス名 | 月額目安(税込) | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| ahamo (ドコモ) |
2,970円 (30GB+5分通話) |
迷ったらこれ一択。 2024年10月から金額そのままで30GBに増量された。 5分通話無料も標準付帯し、海外ローミングも30GBまで追加料金なし。 |
| LINEMO (ソフトバンク) |
990円〜2,970円 (段階制) |
LINEを多用する人。 LINEアプリの通話やデータ通信がカウントされないギガフリーが強み。 使用量に応じて料金が変わるため、月によって変動幅がある人に合う。 |
| povo2.0 (au) |
基本0円 (都度課金) |
徹底的に管理したい人。 必要な時に必要な分だけデータを購入(トッピング)する完全DIY型。 サブ回線や、Wi-Fi環境がメインでほぼ通信しない月がある人に最適。 |
どれにすればいいかわからないという方は、ahamoを選んでおけば間違いありません。
30GBあれば動画視聴も十分可能で、短い電話も無料になるパッケージの完成度は、頭ひとつ抜けています。
MNPワンストップで予約番号は不要になった
乗り換え(MNP)の手続きが面倒で二の足を踏んでいる方に朗報です。
現在はMNPワンストップという方式が導入され、主要キャリア間であれば、転出元(今使っている会社)でMNP予約番号を発行する必要がなくなりました。
以前の手順
- 今のキャリアの会員ページで予約番号を発行(引き止め画面と戦う)。
- 新しいキャリアの申し込み画面に入力。
現在の手順
- いきなり新しいキャリアの申し込み画面へ行く。
- 画面の指示に従ってログインするだけで、回線の切り替えが完了。
誰とも話さず、引き止め工作に遭うこともなく、Web上のフォーム入力だけで完結します。
もはや手続きが面倒は言い訳になりません。
配送を待たないeSIMという選択肢
さらに効率を求めるなら、契約時にSIMカード(物理SIM)ではなくeSIMを選択してください。
eSIMとは、スマホ本体にあらかじめ内蔵されたデジタルなSIMのことです。
物理SIMの場合、申し込みからSIMカードが郵送で届くまで2〜3日待つ必要があり、受け取りの手間も発生します。
一方、eSIMなら、審査完了後に送られてくるQRコードを読み込む、またはアプリで設定するだけで、申し込んだその日のうちに開通します。
今、乗り換えようと思い立った瞬間の熱量のまま、1時間後には新しい回線で通信費を下げることが可能です。
固定費削減の最初のドミノを倒す
通信費の見直しは、家計改善における最初のドミノです。
これを倒せば、月々4,000円〜5,000円、年間で約6万円のキャッシュが確実に手元に残ります。
昼休みの速度を犠牲にすることなく、ただ契約先を変えるだけ。
この最もリターンの大きい作業を、今週末と言わず、通勤電車の中で完了させてみてはいかがでしょうか。


