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自動車税の賢い支払い方法

自動車と4名家族

5月の憂鬱をポイ活に変える

毎年5月になると届く、自動車税の納税通知書。

税金は逃れられないコストですが、支払い方法を変えるだけで、損失を最小限に抑えられることができます。

私が実践している、手数料を一切払わず、かつポイント還元を確実に得るためのキャッシュレス納税の手順を解説します。

おすすめの納税方法

自動車税の支払い方法は主に3つありますが、結論から言えばQRコード決済以外に合理的な選択肢はありません。

それぞれの特徴を比較すれば、その理由は明白です。

支払い方法 決済手数料
ポイント還元
判定
現金
(コンビニ・窓口)
0円
なし
論外。
移動時間と待ち時間がコストになる。
クレジットカード
(納税サイト)
あり
(約330円〜)
あり
(0.5%〜1.0%)
微妙。
手数料とポイントが相殺され、実質プラスにならないケースが多い。
スマホ決済
(PayPay, 楽天Pay等)
0円
あり
(0.5%〜)
正解。
手数料負けのリスクがなく、チャージ等の工夫で確実にプラスになる。

最大の罠はクレジットカード払いです。
多くの自治体が導入しているクレジットカード納付サイトでは、納税額に応じてシステム利用料という名の手数料が加算されます。

例えば39,500円(排気量1.5L超〜2.0L以下)を支払う場合、約300〜400円の手数料が上乗せされます。

還元率1%のカードで支払っても獲得ポイントは395円程度ですから、手数料を差し引くと利益はほぼゼロ、あるいはマイナスになります。

対して、スマホ決済は、このシステム利用料がかかりません。
この時点で、勝負はついています。

おすすめのスマホ決済と還元ルート

これは普段使っているポイント経済圏によりますが、還元を取りこぼさないためのルートがあります。

楽天ペイ(楽天経済圏の人)

最もシンプルで還元率が安定しています。
楽天カードから楽天キャッシュ(電子マネー)へチャージする段階で、0.5%のポイントがつくのが特徴です。
そのチャージされた残高を使って、請求書のQRコードを読み取って支払います。

納税自体にポイントはつかなくても、チャージ段階で確実に利益が出ます。

au PAY(Ponta経済圏の人)

au PAY カードから残高へチャージし、その残高で支払います。

以前は支払い時にもポイント還元がありましたが、現在は廃止されました。

そのため、ポイントが確実に貯まるのは「au PAY カードからのチャージ時(1.0%)」のみとなりますが、それでも現金払いにはないメリットです。

また、「たぬきの抽選会」などのキャンペーン開催中であれば、支払いごとの抽選でPontaポイントが当たる可能性があります。

PayPay(ソフトバンク経済圏の人)

PayPayの場合、単に支払うだけではポイントがつかないケースが増えています。

PayPayカードからのチャージやクレジット(旧あと払い)設定など、特定の条件を満たすことでPayPayステップ(利用実績)のカウント対象になります。

直接的な還元よりも、翌月の還元率アップのための実績作りとして活用するのが賢い使い方です。

1分で完了する納付手順

手続きは驚くほど簡単です。
わざわざ着替えてコンビニに行く必要はありません。

  1. 納税通知書を用意する(eL-QRというQRコードが印字されているか確認)。
  2. スマホ決済アプリを開き、請求書払いまたはスキャンを選択。
  3. カメラで通知書のQRコードを読み取る。
  4. 金額が表示されるので、確認して支払いボタンを押す。

夜中のリビングでも、電車の待ち時間でも納税が可能です。

【重要】車検が近い人は要注意

スマホ決済には、唯一にして最大のデメリットがあります。
それは納税証明書(領収書)のハンコがもらえないことです。

現在は運輸支局と都道府県のシステムが連携され、車検時の納税証明書の提示は原則不要になっています。

しかし、このデータ連携には、納付から反映まで2週間〜1ヶ月程度のタイムラグがあります。

もし、納税した直後(5月〜6月上旬)に車検を受ける予定がある場合、システムの反映が間に合わず、車検が受けられないトラブルになる可能性があります。

「車検の期限が6月までにある」という人だけは、あえてコンビニで現金払いを選択し、その場で領収印をもらってください。

数百円のポイントよりも、車検の手続きをスムーズに進める方が、実務的にはコストパフォーマンスが高い判断と言えます。