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身軽に生きるための家計の「棚卸し」ログ

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乗らないバイクの維持費計算

バイクに乗るライダー

「惰性で所有」が一番の贅沢

ガレージや駐輪場の片隅に、カバーを被ったままのバイクはありませんか。

そう自分に言い聞かせているうちに、車検の通知が届き、バッテリーが上がり、タイヤの空気が抜けていく…。

もし、あなたがそのバイクに年に数回しか乗っていないのであれば、それはもはや資産ではなく、家計を圧迫する負債になっている可能性が高いです。

特にバイクは、所有しているだけで税金、保険、メンテナンス費用が発生し続ける、非常に金食い虫な資産です。

今回は、感情論を抜きにして乗らないバイクにかかっている現実的なコストを試算し、手放すべきか否かを判断する基準について解説します。

乗らなくても掛かる年間維持費の正体

バイクの維持費を正確に把握している人は意外と少ないものです。

仮に、400ccクラス(車検あり)のバイクを所有し、ほとんど乗らなくても発生する固定費を試算してみましょう。

費目 年間
概算コスト
備考
軽自動車税 6,000円 4月1日時点の所有者に課税。乗らなくても発生。
自賠責保険 約4,500円 24ヶ月契約(約8,900円)を1年あたりで計算。
重量税 1,900円 車検時(2年ごと3,800円〜)を1年あたりで計算。
任意保険 約30,000円 年齢・等級によるが、対人対物無制限ならこれくらいは掛かる。
車検・メンテ費 約25,000円 車検代行手数料や、乗らなくても劣化するオイル・バッテリー等の交換費。
合計 約67,400円 これが置いておくだけで消えるお金。

全く乗らなくても、年間で約7万円、月額に換算すると約5,600円のサブスクリプションに入っているのと同じ計算になります。

これなら、乗りたい時だけ最新のバイクをレンタルした方が、遥かに経済合理的ではないでしょうか。

家計改善の鉄則フロー:固定費→資産整理

本ブログで繰り返しお伝えしている通り、お金を増やす手順には正解があります。

まずはスマホ代などの固定費を見直し、次に行うのがこの資産の棚卸しです。

バイクの売却は、単なる不用品処分ではありません。
売却によってまとまった現金が手に入ると同時に、将来払い続けるはずだった維持費が消滅するという、資産増+支出減のダブル効果がある最強の家計改善策です。

例えば、査定額が30万円つけば、手元の現金が30万円増え、さらに年間7万円の維持費が浮くため、初年度だけで37万円のプラス効果が生まれます。

市場価値を知り、天秤にかける

「売ったほうがいいのは分かるが、安く買い叩かれるのは嫌だ」

その心理が、行動を遅らせる最大の要因です。
しかし、バイクなどの機械モノは、基本的に時間が経てば経つほど価値が下がります。

特に動かしていないバイクは、タンク内のサビやエンジンの固着などが発生しやすく、放置すればするほど査定額は急落します。

今が一番高く売れるタイミングなのです。
判断を下すためには、まず客観的な現在価値を知る必要があります。

まずは、オンライン上で完結する自動査定を活用して、相場感を掴んでください。

例えばバイクワンのオンライン自動査定なら、メーカー、排気量、車種などを選択するだけで、個人情報を入力することなく、その場の画面で買取上限額や平均買取額を確認できます。

参照元:オンライン自動査定|中古バイク買取はバイクワン

数字を見て、「この金額なら売って、家族旅行の資金にしよう」とか、逆に「この金額なら、意地でも直して乗ろう」といった、具体的な出口戦略を立てることができます。

思い出を未来の種銭に変える

愛着のあるバイクを手放すのは、寂しいものです。
しかし、乗らずにホコリを被せて劣化させていくことこそ、そのバイクにとって不幸な状態ではないでしょうか。

もし売却を決意したなら、そのお金を浪費するのではなく、明確な目的を持って使ってください。

過去の趣味を整理し、未来の資産に組み替えること。
それが、家計を強くし、人生の満足度を高めるための賢い選択です。

まずはスマホを取り出し、あなたの愛車の今の値段をチェックすることから始めてみてください。