Budget Clarity

身軽に生きるための家計の「棚卸し」ログ

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解約すべきサブスクのチェック方法

サブスクを解約すべきか悩んでいる男性

「少額だから」が命取りになる理由

サブスクリプションは、一つひとつは少額ですが、積み重なると巨大な固定費へと変貌します。

動画配信、音楽、ストレージ、配送特典、アプリのプレミアム機能…気づけば月に1万円、年間で12万円以上を空気のように支払っているケースも珍しくありません。

しかも厄介なことに、サブスクは解約されないことを前提に設計されており、契約はワンタップでも、解約には複雑な迷路が用意されていることが多いのです。

今回は、明細の隙間に隠れた幽霊サブスクを炙り出し、合理的に整理するための具体的なチェック手法を解説します。

クレジットカード明細だけでは不十分

まず認識すべきは、クレジットカードの利用明細を見るだけでは、全貌は把握できないという事実です。

明細にAPPLE COMやGOOGLE PAYMENTと記載されていても、それが具体的にどのアプリの課金なのか、あるいは家族の誰が契約したものなのかまでは判別できません。

解約漏れをなくすためには、以下の3つの管理画面を直接確認する必要があります。

OSレベルの管理画面(スマホ設定)

最も多くのサブスクが潜んでいる場所です。

iPhoneなら設定→自分の名前→サブスクリプション。
AndroidならGoogle Playストア→アイコン→お支払いと定期購入。

ここを見るだけで、現在進行形で課金されているアプリが一目瞭然になります。

特に無料トライアルで試し、そのまま解約し忘れているアプリがないか厳しくチェックしてください。

プラットフォームの管理画面

Amazonプライムや楽天関連のサービスは、スマホの設定画面には出てきません。

それぞれのショッピングサイトにログインし、アカウントサービス内のメンバーシップおよび購読(Amazonの場合)などを確認する必要があります。

複数のチャンネルに登録している場合、チャンネルごとに課金が発生しているケースもあるため注意が必要です。

キャリア決済の確認

携帯電話料金と合算して支払うキャリア決済も盲点になりがちです。
携帯キャリアのマイページにログインし、決済サービス利用明細を確認してください。

セキュリティソフトやニュースアプリなど、契約時に半ば強制的に加入し、そのまま放置されているオプションサービスが眠っている可能性が高いです。

解約 or 継続する判定基準

すべてのサブスクを解約する必要はありません。

問題なのは、惰性で契約しているサービスです。
私は以下の基準で、継続の是非をドライに判定しています。

チェック項目

チェック項目 判断のための問い アクション
使用頻度 週に1回以上、必ず起動しているか? 月1回程度なら都度払い(レンタル等)の方が安いため解約。
代替手段 無料版や、他の契約サービスで代用できないか? Youtube Premiumがあるなら、音楽アプリは解約して統合する。
重複契約 似たようなサービスに複数入っていないか? NetflixとAmazon PrimeとHuluなど、動画サービスは今月見る1つに絞り、他は休止する。
サンクコスト 過去のデータが消えるのが惜しいだけで継続していないか? 必要なデータだけバックアップを取り、解約。維持費とデータ価値を天秤にかける。

特に動画配信サービスは見たい作品がある時だけ契約し、見終わったら即解約するというスタイルが最も経済合理的です。

今の時代、再契約は数秒で可能ですから、一度手放すことを恐れないでください。

解約時の引き止め工作を突破する

解約を決意して手続きを進めると、システム側からの必死の引き止めに遭遇することがあります。

「今ならポイントプレゼント」「アンケートに答えてください」「解約するとデータが失われます」といった警告画面が何度も表示されます。

ここで心が折れ、あとでやろうと画面を閉じてしまうと、相手の思うツボです。

強い意志を持って解約する手続きを進めるというボタンを押し続けてください。

また、アプリをホーム画面から削除しただけでは、解約にはなりません。

必ず契約管理画面でキャンセルや自動更新をオフにするというステータスになったことを確認し、最後に届く解約完了メールを受け取って初めて手続き完了となります。

固定費のスリム化は、一度行えば効果が永続する、最も効率的な節約術です。

今すぐスマホの設定画面を開き、不要なサブスクがないかパトロールを行ってみてください。